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製造業の課題解決を目指してソミック石川と共同プロジェクトを実施

Updated: Jun 17

検査の精度向上や業務効率化の実現に向けて製品検査の異常検出自動化へ


NABLASは株式会社ソミックマネージメントホールディングス(以下、SMHD)とそのグループ会社である株式会社ソミック石川(事業所:静岡県浜松市、代表取締役社長:石川 雅洋、以下ソミック石川)とディープラーニングを活用した外観検査の自動化を目指す共同開発を開始いたしましたのでお知らせいたします。


◾️プロジェクトの概要

 ソミック石川は2016年に創業100周年を迎えた、自動車部品のボールジョイントでは国内トップシェア(※)の実績を持つ企業です。今回の共同プロジェクトは、製造現場で人的・コスト負担が大きい目視による製品検査工程をディープラーニングを通じて自動化し、業務効率性と作業スピードの向上及び作業精度の安定化を目的として開始いたしました。


具体的には打痕、割れ、剥がれ等の異常検出を、AIによる自動判定で業務支援するシステム開発および最終的には導入を目指しています。このシステム開発によりオペレーターのコンディションや習熟度に左右されない製品検査が実現でき、オペレーターの負担軽減も期待できます。


今後もNABLASはディープラーニングを活用したAIの社会実装を支援し、「人が人らしく生きられる社会」の実現に向けて共同研究開発を推進してまいります。


■株式会社ソミックマネージメントホールディングスについて

ソミックマネージメントホールディングス(SMHD)は、2018年7月にソミック石川他グループ会社を統括するために設立された事業統括会社です。100年に1度の大変革期に、事業領域・製品の新たな可能性に挑戦していくため、グループ全体最適を見据えて業務を行っています。


■株式会社ソミック石川について

ソミック石川は、 クルマの足回り部品であるボールジョイントと、クルマのシートに装着して急激な動作を制御し衝撃を和らげるダンパー製品を製造する自動車部品の開発型メーカーです。提案から設計・開発、製造、そしてお客様への出荷まで、ほぼすべての工程を自社で行う「一貫生産体制」を構築しています。主力製品であるボールジョイントとは、人間の関節のような役割をもつ重要保安部品で、大きく分けてステアリング系とサスペンション系の2つの分野に使用されており、国内トップシェアを誇っています。(※自社調べ)

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